Case Study5
Case Study5
教育サービス
「日本アイ・ビー・エム株式会社様」
AI活用の第一歩を支える、Copilot Studio 実践教育プログラム
~AI・クラウド分野の先進企業と共に推進した学びの仕組み~

ICC 教育サービス 導入プログラム第2弾
生成AI活用
〔採用された教育プログラム〕
Microsoft Copilot Studio ~応用編~
・開催日程 2025年3月より4半期毎に各2回
・受講者 日本アイ・ビー・エム株式会社 計150名
技術革新が加速する中、最新のAIテクノロジーを理解し、製品やサービスを確実に届ける力を持つ人材の育成が急務となっています。単なる知識の習得にとどまらず、実装・運用までを見据えたスキルの獲得が、競争力あるデリバリーを支える鍵となります。
本事例では、Copilot Studioトレーニング応用編のメニュー構築について、背景、具体的な内容、得られた成果を紹介します。

ICC教育プログラム採用の背景
生成AI技術の進化に対応したエンジニア育成スキームの確立に向けて
日本IBMでは、ビジネス成長を支える人材育成施策として、スキル獲得を目的とした教育プログラムを展開。生成AI関連のスキル習得も重要視され、四半期ごとに各部署から育成対象者をノミネートし、実践的な研修を実施している。
「生成AI領域においては、高いスキルを持つ社員は既に一定数いましたが、全体の底上げ、および、ビジネスの更なる拡大に対応するための人材を育成することが急務でした」
(Learning & Knowledge部 西崎氏)
ICC社選定プロセス
最新情報を反映した実践型のトレーニングの必要性
「SaaSとして提供されるCopilot Studioは、リリースポイントでの大幅な機能強化に加え、日々刻々と継続的にアップデートが行われており、こうした変化に対応するためには、教育・トレーニングプログラムも固定的な内容にとどまることなく、常に最新の機能やユースケースを研修に反映出来る体制が必要だと考えていました。その為には、自社リソースだけに限定せず、Copilot Studio研修提供に関する深い知見と実績を有する外部教育サービスと連携しより実践的かつ継続的に進化する教育メニューの構築を進めることが重要だと判断しました」(西崎氏)

ICC社選定の理由と期待
ICC社は、Microsoft担当者からの紹介をきっかけに選定された。研修で重要視していたのはCopilot Studioの基礎的な設定方法だけではなく実案件でのデリバリーに繋がるスキル育成が可能か?という点であった。選定にあたっては、以下の点が高く評価された。
・講師/エンジニアの専門性と対応力
・Copilot Studio 実践トレーニングの具体的メニューが既に構築されていること
・Web上でのトレーニングサービス提供実績がありQA対応をはじめ、運営スキルがあること
・参加者がブラウザ経由で参加可能なハンズオントレーニング環境が提供されること
「検討時点でMicrosoftとのCopilot Studioに関するセミナやワークショップの共催実績があり、技術ノウハウや体制に信頼を持てた事も大きな理由でした」 (西崎氏)
教育メニューの構築
トレーニング形式については、参加者の利便性を考慮しオンライン形式が採用された。これにより、実務との時間的な調整がしやすくなるとともに、地理的な制約を受けることなく、全国各地からの参加が可能となり、より多くのノミネート者が参加しやすい環境が実現された。
「当日のトレーニングメニューについては、入門的な要素と専門性の高い内容の両立を意識して構成いただきました。
具体的にはCopilot Studioの概要や事例についてはIBMで自社開催し、実際のCopilot Studioハンズオン(カスタムプロンプト導入、自律型エージェント設定等)をICC社に依頼しました。
また、実際のハンズオンの導入として、Copilot Studioの基礎学習(画面構成、メニュー等)を事前学習資料として準備頂き、すぐに実践のハンズオントレーニングに入れるようにしました」(西崎氏)
実際に提供したCopilot Studio(実践編)の教育メニュー

開催当日の雰囲気
「各機能ごとに準備されたシナリオや環境に基づき、十分なハンズオン時間を確保しながら進行されました。オンラインでの開催のため、実画面を共有しての質疑応答には制約がありましたが、全体としてはスムーズに進行「機能ごとに準備されたシナリオや環境に基づき、十分なハンズオン時間を確保しながら進行されました。オンラインでの開催のため、実画面を共有しての質疑応答には制約がありましたが、全体としてはスムーズに進行されました。また、開催回によってはチャット上で多くの質問が寄せられる場面もありましたが、講師に加えてサポートメンバーも配置いただき、丁寧かつ的確に対応していただきました」 (西崎氏)

トレーニングに関する評価
「25年4Qから四半期ごとに2回開催し、25年9月時点で6回目を迎えています。期待通りにオンラインでハンズオンを実施できる資材が十分に整備されており、講師やサポートメンバーによる質疑応答への対応も的確で、非常に満足度の高い内容となりました。参加者へのアンケートの内容としても概ね好意的な声が寄せられました」(西崎氏)
-アンケートより参加者の声
・章ごとにまとまったハンズオンがあり、知りたかった情報を効率よく学べた
・ハンズオンの時間が短いと感じる章もあったが休憩が一定時間とれたので、追いつけた
・座学だけでなく、十分なワークの時間が確保されていたことで、学んだ知識をその場で実践に落とし込むことができました
・生じた不明点については、講師およびサポートメンバーによるリアルタイムでのQA対応により解消された

まとめと今後の展望
「今回メニュー化されたCopilot Studioのトレーニングでは、参加者は単なる機能理解にとどまらず、デリバリー時に求められる応用的なスキルの習得が図られました。
生成AIから良質な回答を得るためのプロンプト構築方法についても理解を深めることができました。ユーザーの意図を正確に捉え、自然で的確な応答を導くためのプロンプト設計のポイントや、会話の流れを意識したトピックの構成方法など、実践的なノウハウを習得しています。
さらに、Power Automateを活用したCopilot Studioと他システムとの連携に関する知識も深まりました。
今後も、ビジネスニーズの高いスキルを体系的かつ実践的に習得できるプログラムを支援してまいります」(西崎氏)
